スヴァラ歯科Blog
| 2019
舌癒着症の認定医になりました → 自分が手術受けました
(2019年7月17日 6:13 AM更新)
7月10日の水曜日に舌癒着症の手術を受けてきました。
認定医に合格して即先生に「私の手術お願いします!」と依頼したため、この日が待ち遠しかったですね。
写真右はオペ前で左がオペ後です。
喉の黒い部分が気道ですが、凄く広がっているのがレントゲン画像でも確認できます。
オペを受けてからの変化を書いてみますね。
睡眠時間が短くてもスッキリと疲労が抜けている。→お昼休みに眠気が無い。
視線を切り替えた時のピントの合い方がシャープになった。
連休中に同級生と痛飲したのだが、今までなら間違いなく二日酔いのところ平気だった。
筋トレやダッシュした時に身体に酸素が今までよりたくさん入る感じ。(クルマだとエンジンが1.6リッターから2.0に変わったかのよう。)
アンパンマンみたいに顔が腫れる事もなく、順調です。
その歯ブラシ、入れ歯は本当に清潔???
(2019年7月9日 3:05 PM更新)
今日もちょっと怖い話をしますね。
皆さんは使用後に歯ブラシや入れ歯を洗っていると思います。
「そんなの当り前じゃないか!」と怒られそうですが、ちょっと待ってください。
洗っているけど本当に清潔でしょうか?
洗って乾いたあとの歯ブラシや入れ歯から臭いニオイしませんか?大丈夫ですか?
ニオイの元は洗ったはずなのに残っている汚れにバイ菌が繁殖したものです!
しかももっと恐ろしいことに、その汚れを家庭の嫌われ者断トツ1位のあの黒いヤツが食べているのです・・・
(「歯ブラシ ゴキブリ」で検索すると動画を見ることが出来ます)
たとえGが付いていなくてもそんな臭い病原菌付き歯ブラシや入れ歯だと病気だけでなく口臭の元にもなりかねません。
でも当院の患者さんは安心してください!!!
解決策としてEtakという安全かつ強力な抗菌スプレーを導入しました!
実際に自分で使用した感想ですが消臭効果も凄いです!
気になった患者さんは当院にお越しの際にスタッフに是非問い合わせてみてくださいね。
舌癒着症の認定医になりました➂
(2019年7月3日 2:49 PM更新)
前回は舌癒着症だと乳幼児にどのような症状があるのかをお話ししました。
今回は、児童・成人ではどのような症状があるのかをお話しします。
児童の症状
歯並びの悪さ、受け口、高硬口蓋、などは歯科医師である私もよく目にする症状です。
その他にも咀嚼能力の低さ、好き嫌いが激しくかつ小食、吐きやすい、いつまでも口の中で噛んでいる
頭部形態の不整、姿勢の悪さ
母親以外とあまりしゃべらない、声が小さい、
引っ込み思案で警戒心が強く臆病かつ依頼心が強い(親が何でもしてくれるものと思っている)
不活発でだらだら、眠りが浅い、鼾をかく、寝相・寝起きも悪い
運動能力が低くよく転ぶ
などなど
成人の症状
歯並びの悪さ、受け口、高硬口蓋は児童同じように認められます。
開口障害、呼吸不全、猫背
頭痛、肩こり、腰痛、冷え性、慢性疲労、
熟睡できない、鼾、日中眠い(睡眠時無呼吸症候群の症状でもありますね)
などなど
舌癒着症は優性遺伝のため約94%の人が該当しますが、そのうち27%が重度の舌癒着症と言われています。
私も診断の結果重度の舌癒着症とのことですので、手術を受けてきます♪
いまから術後が楽しみです。
舌癒着症の認定医になりました②
(2019年6月24日 3:04 PM更新)
前々回のブログで舌癒着症があると呼吸障害を起こしている状態であることをお話しいたしました。
今回は慢性の呼吸障害が身体にとってどう悪いのかをお話しします。
まずは新生児・乳児で見られる症状です。
・頭の形がいびつ、絶壁
・毛髪がスーパーサイヤ人のように立っている
・眉間にしわを寄せている
・手足の指先が冷たい
・大理石様の皮膚
・カエルみたいにお腹が張っている
・舌背が白い
・視線が合わない
・哺乳中に寝てしまう、むせる、おっぱいを突然離す
・寝つきが悪い、眠りが浅い
・涕泣頻回に泣く、鳴き声が弱々しい、泣いている時に無呼吸になる
・硬い鼻くそが溜まる
・喋りはじめが遅い
実際にSpO2といって酸素の身体への取り込まれの数値を見ると、舌癒着症の赤ちゃんは94%以下になっている状態が多かったです。(医療現場では95%以下は酸欠状態と判断しています)
当院でも来院された患者さんへのご相談に乗っております。
次回は小児や成人の症状についてお話しいたします。
なお、当院では電話による相談は一切行っておりませんのでご了承ください。
前歯でも嚙める入れ歯
(2019年6月17日 2:27 PM更新)
先週15日土曜の午後と16日日曜日に行われた「前歯でも嚙める入れ歯研究会」に認定医としてオブザーバー参加してきました。
この研究会の特色は総入れ歯、特に前歯でもピーナツやりんごが丸かじり出来るように調整し嚙めるようにすることで患者さんの生活の質の改善を目的としていることです。
(主宰の河原英雄先生のこの取り組みは過去にフジテレビの報道2001という番組でも取り上げられました。)
当院でもすでに何名もの患者さんが嚙む喜び、食事の制限のない喜びを文字どおり噛みしめて頂いております。(you tube にて実際の患者さんの様子の動画もあります。)
きちんと嚙めること
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お口のまわりの神経や筋肉だけでなく脳も活性化
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寝たきり・認知症の予防や改善
嚙めることって良い事ばかりですね♪