スヴァラ歯科Blog
| 研修会
口から全身の病気にご注意
(2019年9月11日 1:45 PM更新)
9/7,8とお台場で日本病巣疾患研究会(JFIR)の今年度の総会が開かれましたので今年も参加してきました。
歯性病巣感染についてはJFIRのHPに詳しい説明があります。
無料市民公開講座で立川談慶師匠の上咽頭炎をテーマにした新作落語も披露されました。
(私も聞きに行きたかった・・・)
今年は歯科と皮膚疾患との研究、および歯周病菌と認知症についての研究について
多数の発表とディスカッションでたいへん盛り上がりました。
当院の看板にある「全身の健康も考える」というのは
このような全身の病気にならないように歯科的なアプローチもしています!ということなのです。
余談ですが二日酔いになると脳の神経細胞(ニューロン)が100万個死滅するそうです・・・
お酒の好きな方はご注意を。
メディカル PEP TALK
(2019年9月3日 11:51 AM更新)
9/1、2と博多で開催された、メディカルPEP TALKの勉強会に参加してきました。
PEP TALk とは選手・生徒・部下などを励ますのに、監督やコーチなど指導者が試合前(本番前)に使う「激励のショートスピーチ」のことです。
1980年のレークプラシッド五輪でアマチュア選手のみで下馬評の低かったアメリカチームが当時世界最強と言われたソ連チームを下して金メダルになった、ミラクル・オン・アイスの舞台裏がこのシーンで描かれています。
今回はあいうべ体操・ゆびのば体操の提唱者である今井一彰先生の声がけで日本全国から医師、歯科医師、看護師、理学療法士が参加し、おそらく日本初となるメディカルPEP TALKの講習会となりました。
医療現場でこそ、PEP TALKの重要性が増すと参加者一同の共通認識でした。
言葉の持つ不思議な力、当院でも患者さんの治療に役立てたいと考えています。
フットケアのセミナーに参加してきました
(2019年7月29日 5:24 PM更新)
7月28日の日曜日にゆびのば体操の今井一彰先生が地元博多で開催した
フットコーディネーションのセミナーに参加してきました。
コーディネータとして当院でもフットケアをおこなっておりますが、
知識のアップデートと新たな気づきのために参加してきました。
ふ
今井先生およびみらいクリニックフットケア担当の石田主任と当院の患者さんの治療の意見交換もでき、非常に有意義な出張となりました。
当院での次回フットケアは8月23日金曜日午後を予定しております。
予約は8月5日より電話(03-3997-6875)か来院にて承っております。
診療可能枠に限りがございますので何卒ご了承ください。
前歯でも嚙める入れ歯
(2019年6月17日 2:27 PM更新)
先週15日土曜の午後と16日日曜日に行われた「前歯でも嚙める入れ歯研究会」に認定医としてオブザーバー参加してきました。
この研究会の特色は総入れ歯、特に前歯でもピーナツやりんごが丸かじり出来るように調整し嚙めるようにすることで患者さんの生活の質の改善を目的としていることです。
(主宰の河原英雄先生のこの取り組みは過去にフジテレビの報道2001という番組でも取り上げられました。)
当院でもすでに何名もの患者さんが嚙む喜び、食事の制限のない喜びを文字どおり噛みしめて頂いております。(you tube にて実際の患者さんの様子の動画もあります。)
きちんと嚙めること
↓
お口のまわりの神経や筋肉だけでなく脳も活性化
↓
寝たきり・認知症の予防や改善
嚙めることって良い事ばかりですね♪
舌癒着症の認定医になりました①
(2019年6月12日 9:32 AM更新)
6月10日11日の2日間を休診にして、舌癒着症の認定医の資格を取ってきました。
舌癒着症って何?と思われる方が多いと思われますので簡単に説明しますね。
(正式な名称は「舌・喉頭蓋・喉頭偏位症」ですが通称である舌癒着症と以下表記します。)
人間の舌は吊り橋の様に様々な筋肉や組織とつながって存在しています。
そのなかで喉頭という肺につながる空気の通り道ともつながっています。
舌癒着症だと舌の頤舌筋という筋肉が癒着して前上方向に引っ張られてしまい、そのぶん喉頭も前上方に引っ張られるために吸った空気の通りが邪魔をされて呼吸障害を起こしている状態なのです。
私が説明を聞いてイメージしたのは、鈴鹿サーキットを高速走行中のF1マシンが最終コーナーのシケインで大減速するイメージでしょうか・・・
舌癒着症は優性遺伝のため9割の人が該当するのだそうです。
次回は舌癒着症で呼吸障害があると何が起こる?ということをお話ししますね。