スヴァラ歯科Blog
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口は生きるの一丁目
(2020年1月31日 12:00 AM更新)
今年の箱根駅伝の放送中にこのようなCMが流れました。
すごく素敵なCMだと個人的には思えました 。
こういったCMがどんどん流れて一般の方々への啓蒙になるといいですね♪
100年mouth
100年health
そして
100年smile をスヴァラ歯科は提唱します 😀
病気にならない栄養素の摂取2020‐1
(2020年1月26日 2:39 PM更新)
先日、分子整合栄養医学の講演会に参加してきました。
分子整合栄養医学?なにそれ?と感じた方は多いと思います。
私も参加するまでよく分かっていませんでした。
ライナス・ポーリング博士(1954年ノーベル化学賞受賞)が提唱した考え方で
「生体内に正常にあるべき分子を至適濃度に保つ、充分量の栄養素を摂取することによって生体機能が向上し、自然治癒力を高めることによって病態改善が得られるとする方法論」
病気にならず健康な身体でいるために栄養素を補給
かなりラフな解釈ですが、こんな感じをイメージしていただければ・・・
栄養摂取基準量と至適量は全く違う!
たとえばビタミンC。
30~49歳の男性の場合1日摂取基準は100mgとされていますが、ポーリング博士によると500~10000mgが至適量だそう。(身体の状態によって量は変わるそうです)
ポーリング博士は化学者の立場から、生体に障害が生じる原因の多くはフリーラジカルであると考え、このフリーラジカルを処理する物質としてビタミンCをはじめとする抗酸化栄養素の必要性を提唱しました。
また、ビタミンCの血中濃度が高くなるとがん細胞の生存率が低下することが発見されています。
☆特に口腔・食道・胃・大腸などの消化器と肺のがんに効果が認められるとのこと。
ストレスがかかるとビタミンCの消費が多いことが知られていますが、現代社会ではもっともっとたくさん摂取する必要がありそうですね 🙄
ビタミンCだけでなく様々な栄養素も至適量が不足しているようです。
特にタンパク質。
タンパク質不足は認知症発症リスクを高めることが知られています。
高齢者はタンパク質やビタミンなどの摂取量が低下(吸収できない)し基礎代謝量が低下してしまいます。
基礎代謝量が減れば自力で動けなくなり寝たきり、介護になるリスクも高まります。
動けなくなれば認知機能の低下にもつながり、それにともない死亡率も高まってしまいます。 😥
私もメガビタミンとプロテイン摂取、そして加圧とHIITで病気にならない身体作ってます♪
歯科と病巣疾患 2020-1
(2020年1月13日 4:38 PM更新)
1月12日に明海大学の卒後教育で病巣疾患と分子整合栄養医学について学んできました。
病巣疾患については何度かblogでもとりあげました。
おさらい
「身体のどこかに限局した慢性炎症があり、それ自体はほとんど無症状かわずかな症状を呈するに過ぎないが、遠隔の諸臓器に反応性の器質的な二次疾患を起こす病像」 Gutzeit & Parade 1939
このように定義されています。
自覚症状のない炎症が身体の他の部分に悪さをして治りにくくなっている状態
☝こんな感じと考えてもらえればイメージしやすいと思います。
講師は内科医の今井一彰先生。
あいうべ体操、ゆびのば体操、最近ではHIITでテレビにもご出演ですね。
今井先生は内科医ではありますが隣接医学である歯科のことも非常に理解が深いため、歯科医師の立場にのっとった講義をされました。
病巣疾患の歴史から現在の状況、そして私たち歯科医師が患者さんを診るときに考えることなどを熱くわかりやすく解説していただきました。
歯周病などの慢性炎症が糖尿病、心筋梗塞、アルツハイマー病、パーキンソン病などと密接に関係していることは最近では情報番組などでも取り上げられてきましたね。
また、歯の根の病巣が難治性の疾患の原因となっていることもあります。
それ以外にも私たち歯科医師が患者さんのお口を診るときによく注意しなければならないことがあります。
たとえば、皆さんの口の中に必ず存在する細菌でストレプトコッカス・サングイスというものがあります。常在菌と呼ばれる種類のこいつは虫歯や歯周病にはほとんど関係がありません。
むしろ口の中では善玉菌といったところでしょうか。
ところが、このサングイス、血中に入ると感染性心内膜炎を起炎菌であるそうです。
口の中は慢性炎症がはびこりやすい場所です。
慢性炎症を中心に慢性病が広がることを念頭に当院では患者さんの口腔ケアを推進しています。
命の上流であるお口をきれいにケアすることが健康元気で幸せに生活するためには重要であると当院では考えております。
そういう想いから当院のフレーズは「健口から健康、そして健幸へ」としているのです。
間違いだらけのインフルエンザ予防
(2019年12月25日 9:43 AM更新)
MerryChristmas☺☺☺
インフルエンザが猛威を振るう季節になってきましたね。
罹ってしまうといろいろ大変ですよね。
高熱、体のダルさ、悪心、寒気、仕事に穴をあけてしまうことでの精神的・経済的な負担、などなど
インフルエンザに罹ったら医療機関を受診して薬をもらって治す方がほとんどでしょう。
でも、薬を飲んで治すというのはウィルス性の疾患には対症療法でしかありません。
(風邪も同様ですので、風邪をひいたときに抗生物質を医師が処方するのは弱った身体への細菌による感染対策です。)
ですのでウィルスに簡単に負けない身体を作ることがコスパが良く簡単で確実な健康維持の方法かと思われます。
昔から言われているインフルエンザや風邪の予防は以下の通りでしょうか・・・
手洗い(重要!!)
ガラガラうがい(ほとんど意味無し!!)
マスク着用(予防では意味無し!!)
マスク着用についてポスターに書いてあるじゃないか!と感じた方もいると思います。
これはインフルエンザ拡大防止のポイントなのです。
じゃあ予防はどうするのか?
次回は具体的な方法について書いていきます。
ペップトークマスターになりました☺
(2019年12月14日 4:51 PM更新)
9日月曜日と10日火曜日を休診にしてペップトークの勉強会に参加してきました。
ペップトークはもともとアメリカでスポーツの試合前に監督やコーチが選手を励ますために行っている短い激励のスピーチです。「Pep」は英語で、元気・活気・活力という意味があります。
(一般財団法人日本ペップトーク普及協会HPより)
なにゆえ歯科医師がペップトークを?と疑問に思う方もいらっしゃることでしょう。
歯科医院ってできる事なら行きたくない場所のワースト3に入ると言われてしまっています。
実際に来院される方の中には「歯医者、来たくないんだよなぁ」と苦々しげに私を見る方も・・・((+_+))
そんな風に言われているからこそ、当院では来院された患者さんを言葉の力も使って元気にしてあげたいと思うのです♪
2分間のスピーチを作るのに7時間費やします!
初日、2日目とそれぞれスピーチを発表して
ペップトークマスターと認定されました\(^o^)/
最初は診療室の椅子に座れなかったチビっ子もペップトークで3回目には一人でお座りして処置もできました♪
驚いていたお母様にもペップトークで心に貯金をしてお帰りになってもらえて私たちもハッピーです☺☺☺