スヴァラ歯科Blog
| 認定医
メディカルHSPカウンセラーの研修会に参加しました①
(2022年4月23日 8:57 AM更新)
こんにちは、石神井公園駅の歯科、スヴァラ歯科院長の堀部です。
先日、3か月に及ぶメディカルHSPカウンセラーの勉強会を終えました(^^)/
皆さん、HSPってご存じですか?
これはアメリカの心理学者、エイレン・N・アーロン博士が提唱した概念で、正式にはHighly Sensitive Person の頭文字をとったものです。
敏感さん とか 繊細さん なんてネガティブな意味合いで使われていることが多くありませんか?
私も以前はそんな認識でした。不勉強でしたね。
でも、それってHSPに一面をクローズアップしたに過ぎないんですよ!
①HSPは病気ではない
②先天性のもの
③人口の約20%がHSP(日本人だともう少し多い)
④人間だけじゃない!(霊長類、猫、犬、馬、魚類、なんとハエにまで100種以上の生物)
ということが研究で明らかになっています。
HSPは後天的な内気(神経質・引っ込み思案)だと誤解されてきたのです。
HSP≠内気
さらに発達障害と混同している方も多いみたいですが、全く違うのです。
これを知るだけでも、ネガティブな見方をもう少しフラットな目線で見ることができるのではないでしょうか?
あれ?それだったら身近なあの人もHSP?
いやいや、自分ももしかしたらHSP?
次回はHSPの特性について詳しく解説いたします。
ゆびのばソックスと足のアーチについて
(2019年10月18日 9:37 PM更新)
ゆびのば体操の提唱者である今井一彰先生が解説されている動画です。
よく、当院でも靴下が五本指ならなんでも良いのでしょう?と仰る患者さんがおりますが、そういう靴下をお履きになるのは皆さんのご自由ですが残念ながら足指の改善は期待しないでください!と率直に私はお答えいたします。
フットケアのセミナーに参加してきました
(2019年7月29日 5:24 PM更新)
7月28日の日曜日にゆびのば体操の今井一彰先生が地元博多で開催した
フットコーディネーションのセミナーに参加してきました。
コーディネータとして当院でもフットケアをおこなっておりますが、
知識のアップデートと新たな気づきのために参加してきました。
ふ
今井先生およびみらいクリニックフットケア担当の石田主任と当院の患者さんの治療の意見交換もでき、非常に有意義な出張となりました。
当院での次回フットケアは8月23日金曜日午後を予定しております。
予約は8月5日より電話(03-3997-6875)か来院にて承っております。
診療可能枠に限りがございますので何卒ご了承ください。
舌癒着症の認定医になりました➂
(2019年7月3日 2:49 PM更新)
前回は舌癒着症だと乳幼児にどのような症状があるのかをお話ししました。
今回は、児童・成人ではどのような症状があるのかをお話しします。
児童の症状
歯並びの悪さ、受け口、高硬口蓋、などは歯科医師である私もよく目にする症状です。
その他にも咀嚼能力の低さ、好き嫌いが激しくかつ小食、吐きやすい、いつまでも口の中で噛んでいる
頭部形態の不整、姿勢の悪さ
母親以外とあまりしゃべらない、声が小さい、
引っ込み思案で警戒心が強く臆病かつ依頼心が強い(親が何でもしてくれるものと思っている)
不活発でだらだら、眠りが浅い、鼾をかく、寝相・寝起きも悪い
運動能力が低くよく転ぶ
などなど
成人の症状
歯並びの悪さ、受け口、高硬口蓋は児童同じように認められます。
開口障害、呼吸不全、猫背
頭痛、肩こり、腰痛、冷え性、慢性疲労、
熟睡できない、鼾、日中眠い(睡眠時無呼吸症候群の症状でもありますね)
などなど
舌癒着症は優性遺伝のため約94%の人が該当しますが、そのうち27%が重度の舌癒着症と言われています。
私も診断の結果重度の舌癒着症とのことですので、手術を受けてきます♪
いまから術後が楽しみです。
舌癒着症の認定医になりました②
(2019年6月24日 3:04 PM更新)
前々回のブログで舌癒着症があると呼吸障害を起こしている状態であることをお話しいたしました。
今回は慢性の呼吸障害が身体にとってどう悪いのかをお話しします。
まずは新生児・乳児で見られる症状です。
・頭の形がいびつ、絶壁
・毛髪がスーパーサイヤ人のように立っている
・眉間にしわを寄せている
・手足の指先が冷たい
・大理石様の皮膚
・カエルみたいにお腹が張っている
・舌背が白い
・視線が合わない
・哺乳中に寝てしまう、むせる、おっぱいを突然離す
・寝つきが悪い、眠りが浅い
・涕泣頻回に泣く、鳴き声が弱々しい、泣いている時に無呼吸になる
・硬い鼻くそが溜まる
・喋りはじめが遅い
実際にSpO2といって酸素の身体への取り込まれの数値を見ると、舌癒着症の赤ちゃんは94%以下になっている状態が多かったです。(医療現場では95%以下は酸欠状態と判断しています)
当院でも来院された患者さんへのご相談に乗っております。
次回は小児や成人の症状についてお話しいたします。
なお、当院では電話による相談は一切行っておりませんのでご了承ください。