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| 歯周病予防がインフルエンザ予防に効果的な理由
歯周病予防がインフルエンザ予防に効果的な理由
(2020年1月5日 7:18 AM更新)
定期的な歯石除去などの歯周病処置とインフルエンザ予防の関係について今回は書きます。
歯周病菌は近年、様々な全身疾患の原因であることが判明してきています。
健康な身体にとって様々な悪い働きを引き起こす歯周病菌ですが、インフルエンザなどのウィルスを粘膜に侵入し易くするプロテアーゼやノイラミニダーゼといった酵素を出します。
(バリヤーが破られてウィルスなどの異物を除去する上咽頭からの侵入をさせやすくしてしまうイメージでしょうか)
ただでさえ質が悪いのに、これらの歯周病菌由来の酵素は抗ウィルス薬で抑制することができません。
特に免疫力の弱い高齢者はインフルエンザの重症化リスクが高まってしまうことが知られています。
定期的なクリーニングと毎日の口腔ケアで口腔内の細菌数を減らすことがインフルエンザ予防につながります。
口腔細菌は歯の表面だけでなく、舌の上、咽頭などの粘膜にも多く存在します。
まとめ
お口の中を綺麗にしておかないと
歯周病菌はインフルエンザウィルスによる感染をしやすくする
タミフルなどの抗ウィルス薬が効きにくくなる
↓
歯周病菌とインフルエンザウィルスの滅茶苦茶身体に悪いコラボ
嫌ですね~(-_-;)
病気になりにくい身体になるために、今日から歯ブラシ、フロス、マウスウオッシュ、しっかり行ってみませんか?
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